重色目(かさねのいろめ)

昨日、上賀茂流真多呂人形の作品展に行ってきました。写真は、お友達の作品です。今まで、木目込み人形には、あまりご縁がなく、知識も全くなかったのですが、作り方などご説明いただき、とても興味を持ちました。中でも心惹かれたのは、・・・

色彩検定

日付変わって11月10日、今日は全国一斉に、色彩検定が実施されます。毎年、色彩学の授業を担当させていただいている美容専門学校でも、多くの生徒さんが受験します。この検定試験は、公益社団法人の色彩検定協会が主催していて、19・・・

鼠色(ねずみいろ)

7日に立冬を迎えた日本列島は、まだ結構暖かですが、時折どんよりとした冬色の空が広がるようになりました。そんな空のような英語のグレイは、なかなかしっくりした日本語がないので、JIS(日本工業規格)では、無彩色の色名を「灰色・・・

橡色(つるばみいろ)

子供の頃、近所にクヌギの木があって、秋になるとドングリを拾ったのを思い出します。「どんぐりコロコロどんぶりこ~♪」なんて歌いながら、友達と数を競ったりしました。そのクヌギの木ですが、古くはツルバミと言われていました。その・・・

蜜柑色(みかんいろ)

11月に入って、10月の運動会シーズンには黄緑だった蜜柑が、オレンジ色に色づいてきました。この写真のような、蜜柑の皮の色を「蜜柑色」といいます。このような蜜柑が普及したのは、明治時代なので、「蜜柑色」は、比較的新しい色名・・・

クリムゾン

今年の日本シリーズは、連日すばらしい試合で盛り上がりましたね。普段は、あまり野球を見ないのですが、全試合見ました♪元気をもらった人も多いのではないでしょうか?今日は、日本一になった楽天イーグルスのユニホームの色について調・・・

紅葉色(もみじいろ)

秋が深まって、やっぱり楽しみなのは紅葉です。大阪市内では、まだほとんど緑色ではありますが、ほんのりと赤くなってきています。「紅葉狩り」という言葉を聞くと、平安貴族が優雅に紅葉を眺めているようで、なんだかロマンを感じますね・・・

朽葉色(くちばいろ)

枯葉の色の色名に、「朽葉色(くちばいろ)」というのがあります。朽ちるという文字は、植物の葉が落ちて腐ったという意味ですが、意外な事に、このようなキレイな色を指しています。平安時代からある、日本の伝統的な色名です。 この朽・・・

枯色(かれいろ)

今日から11月、そろそろ秋も深まってきます。大阪市内では、まだ紅葉していないので、先に枯葉の色をご紹介しましょう。この写真の落ち葉のような、にぶい黄色を「枯色」とか「枯草色(かれくさいろ)」といいます。どちらも、平安時代・・・

パンプキン

ハロウィン用の西洋カボチャは、このようにオレンジ色のものが主流ですが、日本のカボチャの皮は緑のものが多いですね。「パンプキン」という慣用色名がありますが、皮の色ではなく、実の中の強い黄みのオレンジ色を指しています。日本の・・・

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