色彩検定

スペクトル

日付変わって11月10日、今日は全国一斉に、色彩検定が実施されます。毎年、色彩学の授業を担当させていただいている美容専門学校でも、多くの生徒さんが受験します。この検定試験は、公益社団法人の色彩検定協会が主催していて、1990年から毎年実施されています。3級、2級、1級と難易度が設けられていて、誰でも、どの級からでも受験することができます。

私の場合は、フラワーデザインのために色の勉強をしたいと思い、1993年に2&3級を取得しました。その後、フラワーデザインの勉強が落ち着いた98年に、もう一度、本格的に色彩を勉強しなおして、1級に合格しています。1級取得者は、「色彩講師養成講座」と「カラーデザイナー講座」を受講して認定を取得する事ができるので、どちらも認定を取りました。

色の資格は、この色彩検定が一番古いのですが、その後様々誕生しています。東京商工会議所主催のカラーコーディネーター検定もメジャーになりましたが、1996年に2&3級、1997年に1級の第一回検定試験が実施されました。私は、ちょうど、色彩の勉強に励んでいた頃だったので、どちらも受験して合格しました。内容的には、7割程度重なっていて、日程はずらしてあるので、色の専門家を目指す場合には、同時期に勉強するのもオススメですよ。

フラワーデザインのために色の勉強をされる場合、PCCSというカラーシステムが使いやすいので、色彩検定の2&3級あたりから始めるといいでしょう。配色カードで勉強できるので、暮らしの中の色にも活かしやすいのが特徴です。他の分野の資格もそうですが、せっかく勉強するのでしたら、どのような内容で、どのような団体が主催しているのか、お役所や学会の認可がチャンと取れているのか、よく調べてから始めましょう。

では、全国の受験生の皆様、陰ながら、ご検討をお祈りします。

コメント受付中です!

comments

Powered by Facebook Comments

タグ:,

ページトップへ