【花色】月夜の白鳥の色
- 2013年04月26日
- カテゴリ:作品のテーマと色彩
今夜は満月なので、月にちなんだ作品をご紹介します。この作品のテーマは、どちらも「月夜の白鳥」なのですが、「月の色」って黄色ですか?実は今も、まんまるお月様がベランダから見えているのですが、白いですね・・・でも、もし「お月様」のイラストを描いたら、私はやっぱり黄色に塗ってしまいそうです。「月光の色」も、やっぱり淡い黄色を連想しますが、皆様はいかがでしょうか?
色からの連想イメージは、もちろん個人差もありますが、お国柄でもかなり違いが見られます。月については、日本語だと古くから「青白い」と感じる人も多いようで、万葉集や多くの詩に詠まれています。英語では、silver moon・・・銀色と感じる人が多いそうです。ただしその場合、どちらも月に対して哀感や狂気を表現しているケースが多いように感じます。私が連想した月は、悲しいとか狂気のイメージではなくて、美しいロマンティックな夜の湖のイメージ、だから黄色なのかな?と分析しています。ついでにご紹介すると、太陽を描く時には、もっと顕著な違いがあって、日本人の子供は赤で塗り、西欧人の子供は黄色で塗ります。
この2羽の白鳥は、違う受講生が作った作品です。左は、リボンに暖色のオレンジ色とゴールドを選んで、女の子を表しています。右は、シルバーと白いオーガンジーのリボンを結んで、男の子にしました。カップルみたいで可愛いですね♪
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タグ:カラーコーディネート, フラワーアレンジメント, プリザーブドフラワー, 作品のテーマ, 色の連想とイメージ, 黄