【花色】花色バリエーションカラー<ワインレッド>
- 2013年09月09日
- カテゴリ:花色ハーモニーメソッドのしくみ
今週は、花色バリエーションカラーのワインレッドに注目したいと思います。花色ベーシックカラーの赤の仲間だと考えて下さい。赤よりも少し赤紫寄りで、少しダークな色です。ワインレッドのバラの花束は、真っ赤なバラよりもミステリアスで、大人の魅力を感じます。
☆特徴☆ ワインレッドは暖色ですが、紫みが強くなると、あまり暖かく感じなくなります。赤に比べると、興奮したり食欲が湧いたりするパワーは弱くなりますが、秘めたエネルギーを感じますね。
☆連想とイメージ☆ フラワーデザインに関連のある連想としては、「大人」「愛」「セクシー」「エレガント」などを表現する作品に、よく使われています。落ち着いた大人の空間などに、よく似合う色です。
☆フラワー作品への取り入れ方☆
・愛をテーマにした作品:バレンタインや結婚記念日、バースデーなど愛情を表現するのに最適な色ですが、赤に比べて、落ち着いた大人のイメージが強くなります。大人っぽい人に贈る手作りのアレンジメントなどにも、オススメの色ですね。
・お祝いの作品:赤と同様、おめでたい席によく用いられる色です。受賞のお祝いや楽屋見舞い、お誕生日などに贈ると、祝う気持ちが伝わります。赤の代わりに、還暦のお祝いに贈っても上品ですね。
・クリスマスの作品:イエス・キリストの血の色を表す赤は、緑とともにクリスマスカラーとされています。ワインレッドも赤と同じように扱ってもいいでしょう。しっとりとした大人のクリスマスにピッタリの色ですね。
・お正月の作品:お正月の赤は、魔除けの色です。ワインレッドも、トーンを下げた赤なので、やはり赤と同様に取り入れる事ができます。和紙やリボンの色をワインレッドにすると、和モダンなオシャレな作品になりますよ。黒い器とも、相性バツグンです。
ワインレッドは、単色でもインパクトがあるので、グリーンや黒などとシンプルに配色するとステキです。また、紫みが強いので、ピンクとも合わせると、無難によく合います。ピンクの作品のアクセントにもなりますよ。
☆ワインレッドの花☆バラ、ガーベラ、カーネーション、蘭、スカビオサなど、主役として使える生花も結構見つかります。小花では、アスターやスプレー咲きのマム、カーネーション、バラなどにもある色です。
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