【花色】デュエット(2色)
- 2013年03月18日
- カテゴリ:花色ハーモニーメソッドのしくみ
今週は、花色カラーを2色使った「デュエット」をご紹介します。お花の色が2色だけ、または、そこに花色ニュートラルカラーをプラスした配色です。色を2色合わせる配色法は様々あって、「このように合わせなさい」とか「この組み合わせはいけない」という決まりはありません。自由にあわせていいのですが、その「ご自由に!」が意外と難しいのですよ。なので、慣れるまでは、基本的な合わせ方をいくつか覚えておくと便利です。
☆おすすめ その1☆ アクセント
「ソロ」で1色選んだように、メインの色を先に決めます。例えば赤いアレンジメントにしよう!とか、この作品のテーマには青がぴったり!というように、主役になる色を決めます。そして、もう1色、その色を引き立てる色を選びます。引き立てる色は、ほんの少しだけアクセントとして入れます。メインの色が暗めだったら明るい色、地味な色だったら派手な色、色相(色み)が反対の色などがよく合いますよ。花色カラーサークルを見て、なるべく離れた色を選びましょう。
☆おすすめ その2☆ 類似色
花色カラーサークルのお隣どおしの色を選びます。黄色とオレンジ色、オレンジ色と赤、赤紫と紫、というように、そのままでも無難に合います。赤と赤紫は、ちょっときつい感じがしますが、赤紫はピンクの元・・・赤紫に白をたっぷり足すと、可愛いピンクができます。そのまま使うのではなくて、白や黒や灰色を足して、明度(明るさ)や彩度(あざやかさ)を調整して考えることができるようになると、色を自由に操れるようになりますよ。慣れてきたらお試し下さい。色相が近い色の事を、類似色といいます。
☆おすすめ その3☆ 反対色
花色カラーサークルのお向かいどおしの色を選びます。色相が正反対またはほぼ反対の色を反対色といいます。黄色と青紫、オレンジ色と青というように、反対色を半分ずつぐらいの量で合わせると、ダイナミックな配色ができます。花の場合は、赤や赤紫(ピンク)と花色ニュートラルカラーである緑系を合わせると、あまり反対色の効果がでません。緑はあって当たり前な感じが強いので、コントラスト(対比)を強調したい場合は、緑系を7割ぐらいにしたほうが、反対色に見える場合が多いですよ。
☆おすすめ その4☆ 同系色
花色カラーを1色選んで、その色に白か黒か灰色を足した色を合わせます。っていうと難しそうに聞こえますが、赤紫とピンク、青と水色などの濃淡配色です。花色カラー(純色)に白を足した色を「明清色」なんていいますが、名前はともかく、とてもわかりやすいので、まずマスターされるといいですよ。お家に水彩絵の具などあれば、色んな色に白を混ぜてみて下さい。きれいなパステルカラーができますね。白だけではなくて、黒や灰色を混ぜると、どんな色になるか覚えておけば、とても簡単に色あわせができすようになります。ちなみに、これを同系色といいます。
今週は、このデュエット配色の作品例をいくつかご紹介しますので、またお立ち寄りください(^^)/
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タグ:カラーコーディネート, 色の分類, 花色デュエット, 花色ハーモニーメソッド