【花色】花色バリエーションカラー<オフホワイト>

花色バリエーションカラー オフホワイト バラ

花色ハーモニーメソッドでは、お花の色あわせを簡単にするために、まず、花色ニュートラルカラー8色(白・灰・黒・土・茶・青緑・緑・黄緑)と花色ベーシックカラー7色(黄・橙・赤・赤紫・紫・青紫・青)を基本の色として覚えてから、花色バリエーションカラーとして、フラワーアレンジメントによく用いられる色を少しずつマスターされることをオススメしています。先週で基本の15色を全部ご紹介しましたので、これからは、バリエーションカラーを中心にピックアップしたいと思います。花色バリエーションカラーも、ピンク、金、銀の3色は、既にに取り上げました。カテゴリーの「花色ハーモニーメソッドのしくみ」からバックナンバーをご確認いただくことができます。

今週は、白のバリエーションカラーとして、「オフホワイト」についてお話します。英語の0ffには、離れていくという意味がありますが、そのオフです。白から離れた・・・つまり白のようだけど、真っ白ではない色の事をオフホワイトといいます。ほとんど白ですが、少し白みを感じる色の事で、黄みを帯びたものを指す場合が多いです。「アイボリー」も、黄みがかった白ですが、これは象牙の色からつけられた慣用色名です。日本語で「象牙色」ともいいますよ。また、「生成り」という慣用色名もよく使われますが、漂白していない自然のままの繊維の色を指す言葉で、同じく黄みがかった白です。「カラード・ホワイト」は、黄みにかぎらず、ほんのり何らかの色を感じる白の事です。

☆特徴☆ 白は、色という色の中で一番明るい色ですが、その白に少し色みを帯びたオフホワイトも、白に次いで、とても明るい色です。オフホワイトは膨張色なので、オフホワイトの物は大きく見えます。また、オフホワイトの物は、軽く見えます。柔らかい感じもします。真っ白よりも、少し暖かく、優しい感じがします。

☆連想とイメージ☆ フラワーデザインに関連のある連想としては、なんといってもウェディングドレス!白は花嫁の純潔をあらわす色で、神聖な聖母マリアの色でもあります。オフホワイトも純白と同様、白の仲間なので、ブライダルシーンに適した色です。フォーシーズンズでは、ウォーム(イエローベース)の花嫁さんに似合う色です。

☆フラワー作品への取り入れ方☆
・チャペル挙式用のブーケ:特に理由がない場合、上記の理由で白がオススメです。もちろんオフホワイトも大丈夫ですよ。特に、ウエディングドレスがオフホワイトの場合は、ブーケのお花もオフホワイト中心に、純白やグリーンを合わせるといいでしょう。
・ナチュラルな作品:純白に比べて、暖かみを感じるオフホワイトは、茶色やベージュと合わせると、とても自然なイメージになります。

その他、カジュアルな感じを出したい時や、優しく柔らかい感じにしたい時にも、まとめやすい色です。また、オレンジや黄色と合わせると、自然に溶け込んで見える色です。

☆オフホワイトの花☆ バラやガーベラ、菊など、主役級のお花から、マトリカリアのような小さなお花まで、オフホワイトの花は種類が豊富です。白と同様、単色のオーケストラ配色だけでなく、どんな色とでも上手く合わせることができます。多色使いのコーラス配色にも使いやすく、とても便利な色ですね。特に、フォーシーズンズのウォームの色と相性がよく、とても馴染んで自然に見えます。

今週は、オフホワイトの作品をご紹介します!

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