ベージュ

2013年10月13日　
カテゴリ：カラーコーディネート（色彩）

ようやく涼しくなってきました。ジャケットやブーツなど、秋のファッションが気になる季節ですね。秋らしい色といえば、茶色とともに、「ベージュ」が定番カラーとして人気があります。ジャケットやスーツなどベースカラーに使って、流行色を差し色にするテクニックでおしゃれ度アップしてみてはいかがでしょうか。

さて、この「ベージュ」という色名は、元々フランス語で、自然のままの羊毛、未漂白のウールの色を指します。この写真のヒツジの毛の色ですよ。別名、同じくフランス語で、生のままという意味の「エクリュ」という色名もあって、こちらのほうが古いようです。ヒツジは、牛よりも早くから家畜化されたといわれ、羊毛は人類がもっとも早く利用した繊維だそうです。

ベージュは、フォーシーズンズで分類するとウォームに該当する色で、スプリングやオータムの人は得意な色ですが、サマーやウインターの人がお顔のそばに使うと黄ぐすみする可能性があります。クールタイプの場合は、黒のタートルネックやインナーなどと合わせて用いると、キレイに合わせることが出来ますよ。ベージュは、この秋流行のダークカラーとも相性バツグン！うまく取り入れてみたいものですね。