【花色】花色ベーシックカラー<黄>
- 2013年04月22日
- カテゴリ:花色ハーモニーメソッドのしくみ
今週は、花色ベーシックカラーの黄色に注目したいと思います。黄色いお花は切花にも多く、オレンジ色と合わせたり、もちろん単色でもフラワーアレンジメントによく使われています。この写真はレンギョウの花ですが、イチョウ、山吹、キンモクセイなど黄色い樹々も多く、戸外でもよく見かけますね。
☆特徴☆ 黄は、有彩色の中で一番明るい色です。黄は膨張色なので、黄色い物は大きく見えます。また、黄色い物は、軽く見えます。暖かい感じがする暖色で、飛び出して見える進出色でもあります。黄色を見ると、興奮したり、食欲がわいたりします。気分が明るくなって、やる気が出ると言われています。
☆連想とイメージ☆ フラワーデザインに関連のある連想としては、光や希望を表現する作品に、よく使われています。可愛い感じやカジュアル、元気なビタミンカラーなどのイメージにもつながります。
☆フラワー作品への取り入れ方☆
・明るく元気な作品:テーマが前向きな場合や、お見舞いなど励ましてあげたい時にも最適な色。オレンジ色とあわせれば、さらにパワーアップしますよ。
・カジュアルな作品:軽い感じがするので、気取らないナチュラルな作品にもおすすめです。
・食生活にちなんだ作品:ファミリーレストランなどにも取り入れられているように、黄色は食欲のわく色なので、テーブルフラワーやダイニングキッチンなどに飾るアレンジメントやリースに最適です。フルーツや野菜を取り入れたアレンジメントにも!
・イースタの作品:キリスト教の復活祭を祝う作品には、太陽の光やタマゴを象徴する黄色がテーマカラーとしてよく使われています。
その他、可愛い感じや華やかな感じを出したい時にも!また、左脳に働きかけて短期集中に向く色なので、会議室のテーブルにもいいですよ。
☆黄色い花☆黄色から連想する花No1は「ひまわり」ですが、他にも菜の花やタンポポを思いうかべる人も多いですね。生花の切花としても、黄色い花は、よく出まわっています。バラ、ガーベラ、チューリップ、オンシジウム、カーネーションetc・・・主役として使えるお花が豊富に見つかります。類似色相のオレンジ色と合わせれば、相性バツグンのデュエット配色が出来ます。青や紫系と合わせると、ハッとするようなダイナミックな配色になりますよ。
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タグ:カラーコーディネート, 花色ハーモニーメソッド, 花色ベーシックカラー, 黄