【花色】花色ベーシックカラー＜赤紫＞と花色バリエーションカラー＜ピンク＞
- 2013年05月20日
- カテゴリ：花色ハーモニーメソッドのしくみ
今週は、花色ベーシックカラーの赤紫に注目したいと思うのですが、純色の赤紫の花は少なく、少し白が入ると、すぐピンクになってしまいます。この写真のピンクも、かなり赤紫に近い色ですが、やっぱりピンクのイメージが強いですよね。そして、お花と言えばピンクを想像するほど、ピンクの花は豊富にあります。他の花色ベーシックカラーは、純色が基本になってバリエーションがありますが、赤紫の場合は、ピンクのほうが主導権を握っている感じです。今回は、ピンクについて考えてみましょう。
☆特徴☆ ピンクは、暖かい感じがする暖色です。膨張色なので、ピンクの物は大きく見えます。また、ピンクを見ると、幸せな気分や優しい気持ちになると言われています。女性的なイメージの強い色です。
☆連想とイメージ☆ フラワーデザインに関連のある連想としては、「可愛い」「甘い」「女らしい」「愛情」「ロマンティック」などを表現する作品に、よく使われています。桜、桃、バラ、コスモスなど、具体的に花を連想する色です。
☆フラワー作品への取り入れ方☆
・愛をテーマにした作品：バレンタインや結婚祝い、バースデー、母の日など、赤とともに、愛情を表現するのに最適な色です。実際に贈る手作りのアレンジメントなどにも、オススメの色ですね。特に、女性が好む色です。
・お祝いの作品：ピンクは、幸せの色！受賞のお祝いや楽屋見舞い、お誕生日などに贈ると、祝う気持ちが伝わります。
・ひなまつりの作品：桃の節句には欠かせないピンクですが、桃のピンクは、赤紫よりも赤に白を加えた暖かみの強い可愛い色です。魔除けの意味があります。
ピンクと一口で言っても、色々な色があります。赤紫が元になったピンクは、この写真のように、少し青みのクールなピンクなので、ロマンティックな作品に最適です。また、黄みの赤に白を加えたピンクは、サーモンピンクやコーラルピンクといって、暖かみのある可愛い色なので、キュートな作品によく合いますよ。白をたっぷり含んだパステルピンクは、とっても優しい作品になります。ピンクの濃淡だけでもカラーコーディネートできますが、類似色相である紫系と合わせてもオシャレ！反対色の黄色を少し合わせると、元気が出ますよ。
☆ピンクの花☆バラ、ガーベラ、カーネーション、百合、チューリップ、コスモスなど主役級のお花から、梅や桜、桃などの枝物、ナデシコ、ワックスフラワーなどの小花etc・・・フラワーショップへ行けば、必ず手に入る色です。数あるピンクの種類が見分けられるようになると、アレンジメントやブーケ作りの即戦力になりますよ。
今週は、ピンクの作品をご紹介します♪
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タグ：カラーコーディネート, ピンク, 花色ハーモニーメソッド, 花色バリエーションカラー, 花色ベーシックカラー, 赤紫
