【花色】花色バリエーションカラー<ユーカリ色>

ユーカリ オーストラリア

ユーカリをご存知でしょうか?コアラが食べる事で有名な、あの植物です。この写真は、昨年オーストラリアのエアーズロックリゾートで撮影したものです。日本のフラワーショップによく出まわるこのグリーンは、フラワーデザインによく使いますが、このように地面に生えている姿は、日本でなかなかお目にかかれません。時々、鉢植えを見かけますが、こんなに逞しいのはレアですね。

さて、このようなグレイッシュな青緑の色名ですが、なかなかしっくりくるものがありません。「裏葉色」とか「セージ色」あたりが近いのですが、かえってわかりづらい感じがするので、フラワーデザインをする場合は、ダイレクトに「ユーカリ色」と呼んではいかがでしょうか?色名辞典などには載っていない創作になりますが、生花でもプリザでも活躍するユーカリは、お花を扱う人には覚えやすいでしょう。

まず、おさらいですが、花色ハーモニーメソッドでは、グリーン系の色を「緑」の他に、「黄緑」「青緑」と3色に分けて考えています。他のニュートラルカラーと異なり、この3色は、花色カラーサークル上にあるピュアカラー(純色)です。本当は立派な有彩色なのですが、フラワーアレンジメントのカラーコーディネートでは、グリーン系を特殊な色相と考えたほうが配色しやすいので、このシステムでは、ニュートラルカラーに含めています。黄緑は、花色カラーサークルで見るとわかるように、黄色と緑の間にあって、その中間的な印象効果を持っています。 そして、その青緑に、ライトグレイを加えたのが、このユーカリ色だと考えると、わかりやすくなりますよ。青緑のバリエーションとして、覚えておきましょう。

☆特徴☆ 緑は温度感を感じない「中性色」ですが、ユーカリ色は、緑よりも少し冷たさを感じます。ユーカリ色も緑と同様、精神的に癒されて、リラックスとするといわれています。原始の時代に、緑の茂みは、獣や嵐などから逃げ込む場所だったからか、人は緑を見ると安心します。ファッションやインテリアなど、他の分野の場合、ユーカリ色は、個性の強い色ですが、お花のカラーコーディネートでは、グリーン系は葉や茎の色なので、そこにあって当たり前のように感じます。ほとんどの花の色と、キレイに合わせることができます。特に、青みの強い、フォーシーズンズのウォームの色のお花によく合います。

☆連想とイメージ☆ フラワーデザインに関連のある連想としては、森や林、庭などの自然です。

☆フラワー作品への取り入れ方☆
・ナチュラルな作品:フラワー作品のイメージには、自然的なものと人工的なものがあり、またその中間もあります。そのイメージを大きく左右するのが緑の配分です。緑を多く取り入れると自然的な作品になり、逆に全く入れないと人工的で斬新なイメージになります。ユーカリ色は、青みが強いので、青や紫など、フォーシーズンズのクールの色と合わせると、スタイリッシュな作品になります。
 ・癒せる作品:ユーカリ色の作品は、リビングルームなど癒されたい場所に最適です。疲れた眼にもいいので、オフィスの休憩室などにもオススメ!
・夏や冬の作品:フォーシーズンズのクールに該当するユーカリ色は、スッキリさわやかな印象です。夏の涼しげな作品や、冬らしい作品などに最適です。
その他、純白のブーケのグリーンにもオススメの色です。

☆ユーカリ色の花☆ 生花の色としては少数派で、蘭の仲間などに多少みられます。花の色に使いたい場合は、プリザや造花で探してみましょう。葉物では、ずばりユーカリはもちろん、セージやシロタエギクなど、比較的豊富に見つかる色です。花色ニュートラルカラーなので、単色のオーケストラ配色だけでなく、どんな色とでも比較的上手く合わせることができます。多色使いのコーラス配色にも使いやすいのですが、ユーカリ色の花は、葉や茎の色と同化して目立ちにくいので、効果的に使う工夫をしましょう。

今週は、ユーカリ色を使った作品を、ご紹介します。

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