【花色】プリザーブドフラワーのクリスマスツリー

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クリスマスツリーの形を、そのままアレンジメントにしたプリザーブドフラワー作品です。今年、受講生の方が作ったものですが、お部屋の模様替えをしたため、去年まで飾っていた大きなツリーが置けなくなったとか。街中いろんなところに大きなツリーがあって、楽しみなこの季節、ご家庭にも一つ欲しいですね。

クリスマスツリーは、エデンの園にあった生命の木と知恵の木のうち、知恵の木を象徴しているそうです。先日ご紹介したように、元々アダムとイブの舞台に飾られていたリンゴの木に由来するツリーですが、リンゴが落葉樹なので、その後モミの木に代えてリンゴの実を飾るようになりました。それなので、アレンジメントにもモミの木を使いたいところですが、モミの木は大きいので、小さなアレンジメントを作るのには向いていません。生花やプリザでも手に入りますので、大きめの作品には、ぜひ使ってみてください。

マンションなどに飾る小さめの作品には、ヒムロ杉やヒバなどのコニファー(針葉樹)を使うといいでしょう。コニファーは、モミの木と同様、冬枯れしないので、永遠の命の象徴とされています。このようなクリスマスツリー型にするには、いくつか方法がありますが、円錐形のフォームを中にセットすると、初心者の方でも簡単にできます。コウンと言われる基本形ですが、要するにトンガリ帽子の形ですね。作品のサイズよりも、一回り小さいフォームを、トンガリ帽子または長方形にセットして、まずコニファーでツリー型を作ります。

コニファーの色は、やっぱり深いグリーンが正統派です。キレイなツリー型のアウトラインが見えてきたら、赤いバラや松ぼっくりなど、インパクトの強いものから飾っていきましょう。クリスマスツリーのてっぺんに、よく星が飾ってありますが、これはイエスキリストの生誕を知らせたベツレヘムの星を表わしているそうです。お国によっては、天使で表すなどなどありますが、宗教色の少ない日本では、デザイン的なバランスで配置していることが多いですね。この作品でも、下部に星を飾りました。富の象徴であるゴールドを添えて、ステキなツリーの完成です!

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