【花色】イースターのテーマカラー

フレッシュフラワー 生花 イースター

イースターを象徴するテーマカラーには、太陽の光を表す黄色がよく用いられています。日本人は、太陽を赤で描きますが、欧米の人にとって、太陽は、黄色いイメージです。他には、白が純潔や喜び、緑が永遠の命、そして、紫がイエスの受難を悼む色とされています。

黄色は、光の他にも、卵の黄身やヒヨコも連想させる色なので、まさにイースターのイメージにピッタリの色なのです。この作品は、受講生が基本形の練習を兼ねて、イースター風にアレンジされたものです。花芯の茶色い黄色のガーベラは、ヒヨコみたいで可愛いですね。イースター用に販売されているフェイクの卵は、ピックがついているので、お花と一緒に挿しました。白い卵は、絵心のある人なら、アクリル絵の具などでペイントしても楽しいですよ。

日本では、黄色と白の組み合わせは「黄白(こうはく)」と言われて、法要の金封やノシの色を思わせます。特に、京都を中心とした関西地方や北陸、山陽地方では、黒白ではなく、黄白を用いるので、婚礼などのおめでたい席では、避ける傾向があります。そのせいか、白と黄色だけで配色すると、少し寂しい感じを受けます。そのような場合には、淡いオレンジ色などを合わせるのが、おすすめですよ。春の暖かい陽射しを感じる作品になりました。

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