【花色】鳥の巣みたいなイースターアレンジメント

フレッシュフラワー 生花 アレンジメント イースター

イースターのシンボルとして、卵がよく飾られます。アメリカ人の友人に聞いた話ですが、子供の頃、おばあちゃんの家で、隠してある卵を見つけると、お菓子がもらえるゲームなどしたそうです。由来は、諸説ありますが、イースターやキリスト教よりも、もっと古くから、卵は豊穣のシンボルとされていたようです。今でも、欧米では、カラフルに着色された卵や、卵の形のチョコレートなどで、イースターを祝っています。

イースターをテーマにしたフラワーアレンジメントの場合は、卵から鳥のイメージに発展して、鳥の巣みたいな作品をよく作ります。中央に飾った卵は、イースター用に販売されているフェイクの卵です。茶色やベージュ色のバスケットに、同じ色やグリーンの蔓など巻きつけると、自然の中に作られた鳥の巣ように見えますよ。

お花は、矢車菊(ヤグルマギク)をメインに、ナデシコを少し添えて、蔓と同じように巻かれたみたいに挿しました。矢車菊には、青、紫、紅、ピンク、白などの花色がって、しかも濃淡のトーンがそれぞれあるので、とってもカラフルです。同じ花で統一すれば、色数が増えても、華やかにまとまりますので、おすすめの花材です。

ちなみに、矢車菊は、矢車草(ヤグルマソウ)とも呼ばれていますが、ユキノシタ科にも同じ矢車草という全然違う植物がありますので、混乱しないように矢車菊で呼ぶほうがいいと思います。矢車菊は、文字通り菊科の植物で、お花の形が矢車に似ています。4月から5月にかけて、お庭やフラワーショップで、見つかるかもしれません。一方、矢車草の方は、山の中で初夏に白いお花が咲きますが、小葉が5枚で矢車に似ています。こちらは、山へ行かないと見つからないと思います。

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