【花色】ネコヤナギのイースターアレンジメント

フレッシュフラワー 生花 アレンジメント ネコヤナギ

ネコヤナギは、春、最も早く開花する柳として、日本でも生け花などに使われますが、ちょっと地味な印象の植物ですね。ところが、欧米では、イースターに欠かせない植物として大活躍しています。特に、ヨーロッパの多くの国で、ネコヤナギにイースターエッグが華やかに飾られて、春の訪れを祝います。

なぜネコヤナギなのかというと、「キリストがロバに乗って、palm(ヤシ)の葉を振りながら、エルサレムに向かった」とされているのですが、ドイツなどヨーロッパの地域では、寒くてpalm(ヤシ)が育たないので、春一番につぼみをつけるネコヤナギを代用しているそうです。

このアレンジメントは、もう数年前になりますが、ドイツ人の先生のセミナーを受講した時に作ったものです。ネコヤナギで、タマゴ型の鳥かごを作って、その中に、中身をぬいた卵の殻を吊るしています。中のお花は、球根付きのチューリップなどを使いました。可愛いのが好きな日本人が見ると、少々華やかさに欠けるネコヤナギですが、ヨーロッパの人にとって、春を告げるステキな植物なんですね。日本のフラワーショップでも、時々見かけますので、さがしてみてください。銀白色の花穂が、猫のシッポのようでキレイですよ。

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