【花色】クリスマス色の花束
- 2013年12月18日
- カテゴリ:季節の行事と色彩
早いもので、クリスマスまで、後一週間になりました。寒い日が続いているので、生花でも十分クリスマスまで楽しめますよ。特に花束は、吸水性スポンジを使ったアレンジメントよりも、ダイレクトにお水がもらえるので、日持ちがよくて安心です。
この花束は、枝などで作ったブーケアシストを使って、水平に束ねるドイツのデザインです。フラワーデザイナー2級の検定試験課題にも、選ばれています。この季節、クリスマス用に出回るサンゴミズキで、水平の土台を作りました。
サンゴミズキのワインレッドに合わせて、落ち着いたトーンの赤バラと、クリスマスの定番花材、小ヒバとバーゼリアを合わせると、少し暗い配色になるので、クリスマスカラーではありませんが、オレンジ系の花材をプラスしてみました。キャンドルのようなオレンジ色のケイトウと、淡いオレンジ色のスプレーカーネーション、ピペリカムも少しオレンジ寄りの赤を使っています。
メインの花材は、色相(色み)を赤紫~赤~橙の範囲で合わせた、類似色相の配色になっています。小ヒバと花材の葉や茎、器の色が、花色ニュートラルカラーである緑ですが、この作品の場合、面積比が大きく、クリスマスカラーでもあるので、コントラストを感じることが出来ます。ワインレッド、ダークグリーン、茶色が多く入っているので、少し大人っぽいクリスマスの花束になりました。
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タグ:カラーコーディネート, クリスマス, フレッシュフラワー, 花束