ブーケとは
- 2013年08月24日
- カテゴリ:フラワーアレンジメント
日本で「ブーケ」といえば、この画像のような、結婚式で花嫁さんが持つものを指す場合が多いようですが、欧米では、もっと幅広い意味で使われています。「bouquet」は、元々フランス語で、語源をたどれば、何か美しいもの全般を指していたようです。現在では、フランス語でも英語でも、花を束ねたもの全体を広く指す言葉として使われています。
こんなのも、欧米では「ブーケ」と呼んでいます。日本では、多くの人が「花束」と呼んでいますね。豪華にラッピングして、お祝いやお礼などに差し上げる場合は、「贈呈用花束」などと呼んだりしています。
また、お花を手の中でスパイラル状に束ねて、そのまま花瓶に活けたり、浅い器に立てて飾るようなスタイルも、欧米では「ブーケ」と呼んでいます。幅広いですね。ドイツでは、ドイツ語で「束ねたもの」の事を「シュトラウス」と呼んでいます。
まとめてみますと、こんな感じになります。
花束(日)=ブーケ(英・仏)=シュトラウス(独)・・・花を束ねた造形全般
花嫁の花束=ブライダル(ウエディング)ブーケ=ブラウトシュトラウス・・・花嫁のための花束
フラワーデザインの世界では、ブライダル用と区別して考える事が多いので、覚えておいてくださいね。
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タグ:フラワーアレンジメント, ブライダルブーケ, 基礎知識, 花束