【花色】キャンドルアレンジメントの色
- 2014年03月25日
- カテゴリ：作品のテーマと色彩
正式なテーブルコーディネートには、お花とキャンドルが欠かせません。テーブルセッティングは専門外ですが、そういう意味で、フラワーデザインの関連分野になっています。キャンドルは、電気がなかった時代に、人々の暮らしを照らしていたので、特に欧米では神聖視されていました。ヨーロッパのお城では、食卓の上に、立派なキャンドルが置かれていたという歴史もあって、現在でも大切に考えられています。
この写真は、受講生の方が、ご自分の結婚披露パーティーのために作られたキャンドルアレンジメントです。ご親族だけでお祝いされたので、お一人お一人に気持ちを込めて、シルクフラワーで手作りし、記念品としてお持ち帰りいただきました。このような場合、全く同じデザインでも構いませんが、少しずつ色違いにするのも楽しいですね。
お食事中、同じテーブルにセットするので、同じフラワーベースとグリーンの蔦を使って、統一感を出しました。バラのデザインのキャンドルは、４色色違いで販売されているものを使いました。そして、そのキャンドルの色に合わせて、パステルカラーの小花をあしらいました。
テーブルコーディネートの装花とキャンドルには、現在そんなに厳しい決まりはありませんが、ゲストに対するおもてなしの気持ちを込めることが大切ですね。装花は、本来生花が良いとされていますが、このようにプリザや造花で作ってプレゼントするのもオススメです。お料理を置くスペースに配慮したり、視線を妨げないサイズにしたり、香りの強い花やキャンドルを避けるなど、常識的な気配りで、ステキなコーディネートを楽しんでください。
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