【花色】白バラのキャスケードブーケ

プリザーブドフラワー キャスケードブーケ 手作り

憧れのブーケとして定番の「キャスケードブーケ」にも、基本形から応用したものまで色々なデザインがあります。このブーケの形は、縦横の比率などが比較的オーソドックスで、垂れ下がる部分が長めのゴージャスタイプです。基本的には、花嫁さんの膝を超えない長さが良しとされています。「キャスケード」とは「小さな滝の流れ」という意味があるのを、ご存知でしたか?

さて、ブーケのデザインでは、そのような形の事も大切ですが、材料の配分が、とっても重要になります。このブーケは、花嫁さんのお姉さんが、プリザーブドフラワーで手作りして贈られたものです。ブーケを依頼された場合は、出来るだけ花嫁さんのご希望を聞いて、デザインするようにしています。この花嫁さんは、とにかくバラが大好きなので、バラが引き立つように、他のお花はアジサイだけにしています。プリザーブドフラワーのアジサイは、自己主張しないので、空間を埋めるのに適しています。特に、白やグリーン系だと主役の邪魔をしませんよ。

もう一つ、花嫁さんのご希望は、「ナチュラルで本物みたいなのに、枯れないブーケ」ということなので、グリーンをたっぷり使いました。今週注目した、クールな青緑系の葉物です。ルスカスとツリーファーンの深いグリーンが、みずみずしさを演出しています。さらにナチュラルに見せるには、アイビーがオススメです。アイビーも種類の多い植物ですが、プリザーブドフラワーやシルクフラワーでは、大きく分けると2タイプあります。深緑のものと、斑入りの少し黄緑寄りのものがありますが、よりナチュラルに見えるように、2種類取り合わせました。バラの魅力を引き立てながら、葉っぱたちが上手く共演しています。

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