【花色】花色の分類とオーケストラ

梅の花

そろそろ梅のお花が見頃ですね。この写真を見て、何色が印象に残りますか?感じ方なので個人差はあると思いますが、梅の花のピンク色ばかり気になりませんか?もちろん木の色や土の色、地面に生えている草の色も、とっても綺麗なのですが、お花を見るとき、お花の色ばっかり見てしまう傾向があります。赤いバラだって、葉っぱや茎も美しい緑色をしているのに、赤いお花の部分ばかりに目がいきますね。フラワーアレンジメントを見るときも、やっぱりお花の色を中心に感じるようです。

花色ハーモニーメソッドでは、その感覚を利用して、色をまず大きく2つのグループに分けて考えます。「花色ハーモニーメソッド」のページもご覧ください。

★花色ニュートラルカラー★
白・灰・黒・土・茶・青緑・緑・黄緑色の8色。
「花色ニュートラルカラー」の8色は、お花の色を合わせる場合、あまり色みを感じない色を選んでいます。ファッションやインテリアなど他の色を合わせる場合は、特に緑なんてとても個性の強い色です。でも、お花の場合には、グリーン系は葉や茎の色なので、そこにあって当たり前のように感じます。茶系は枝の色でもあるし、植物が生えている大地の土や砂の色なので、とても自然に感じます。

★花色ベーシックカラー★
黄・橙・赤・赤紫・紫・青紫・青の7色。
「花色ベーシックカラー」の7色は、お花の色によくある色みの代表色としておぼえて下さい。そして、その7色の仲間の色を覚えるようにすると、頭の中がスッキリ整理されて、サクサク色合わせが出来るようになりますよ。

毎週月曜日は、花色ハーモニメソッドのしくみを少しずつご紹介して、火曜日~金曜日は、それにちなんだ作品を掲載する予定です。第一週目の今回は、「花色ニュートラルカラー」だけを使う「オーケストラ」という配色法。このシステムでは、花たちが5タイプの音楽を奏でるようにイメージして色を合わせていきます。「オーケストラ」は音楽に例えると、楽器だけで歌がない・・・そう!カラオケのようなイメージです。ナチュラルな作品に最適な配色です。

樹

先ほどの梅の写真は、梅のお花が歌手で、歌っているイメージ、こちらの写真は、歌手がいなくて、楽器だけで演奏しているオーケストラを想像して覚えてくださいね。

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