【花色】花色ベーシックカラー<黄赤(オレンジ)>
- 2013年04月29日
- カテゴリ:花色ハーモニーメソッドのしくみ
今週は、花色ベーシックカラーの黄赤に注目したいと思います。黄赤なんていうと、?って感じるかもしれませんが、オレンジ色ですよ。「花色ハーモニーメソッド」の「花色ベーシックカラー」は、漢字の基本色名に統一したいので、黄色と赤の間の色で「黄赤」と記載しています。オレンジ色や橙色でもいいのですが、ミカンの一種の実の色に例えた色名なので、慣用色名になります。いずれにしても、フラワーデザインをする場合には、どの色名を使っても、あまり問題がないので、お好きな色名でどうぞ!個人的に私は、普段「オレンジ色」と呼ぶことが多いですね。
オレンジ色のお花は切花にも多く、黄色と合わせたり、もちろん単色でもフラワーアレンジメントによく使われています。この写真はチューリップの花ですが、バラやガーベラ、ラナンキュラス、サンダーソニアなど、主役として使いやすいお花にも多い色です。
☆特徴☆ オレンジ色は、純色の中にあって、黄色と赤の中間の色みです。オレンジ色は膨張色なので、オレンジ色の物は大きく見えます。また、オレンジ色は、暖かい感じがする暖色で、飛び出して見える進出色でもあります。オレンジ色を見ると、黄色よりも一層興奮したり、食欲がわいたりします。気分が明るくなって、陽気な気分になると言われています。
☆連想とイメージ☆ フラワーデザインに関連のある連想としては、「春」や「夏」、「元気」などを表現する作品に、よく使われています。黄色と同様、可愛い感じやカジュアル、フルーツ、野菜などのビタミンカラーのイメージにもつながります。
☆フラワー作品への取り入れ方☆
・明るく元気な作品:テーマが前向きな場合や、お見舞いなど励ましてあげたい時にも最適な色。
・カジュアルな作品:陽気な感じがするので、気取らない親しみやすいな作品にもおすすめです。
・食生活にちなんだ作品:ファミリーレストランなどにも取り入れられているように、オレンジ色は食欲のわく色なので、テーブルフラワーやダイニングキッチンなどに飾るアレンジメントやリースに最適です。フルーツや野菜を取り入れたアレンジメントにも!
・ハロウィンの作品:西洋カボチャをくりぬいてランタンにして魔除けをすることから、西洋カボチャのオレンジ色がテーマカラーになっています。死者の霊とともにやってくる有害な精霊や魔女の色が黒!この2色を使うと、ハロウィンらしい作品になりますよ。
その他、反対色の青や紫系と合わせれば、ダイナミックな配色を楽しめます。また、ビビッドなオレンジ色は、パーソナルカラーシステムでいうスプリングの代表的な色なので、メインに使うとフォーシーズンズの多色配色が簡単にまとまり、カジュアルキュートな作品ができますよ。
☆オレンジ色の花☆チューリップ、ラナンキュラス、バラ、ガーベラ、サンダーソニア、カーネーションetc・・・主役として使えるお花が豊富に見つかります。類似色相の黄色と合わせれば、相性バツグンのデュエット配色が出来ます。黄色いヒマワリにオレンジ色の紅花は、夏の定番になっています。反対色の青や紫をアクセントに合わせれば、パンチの効いた作品にも!
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タグ:オレンジ色, カラーコーディネート, 花色ハーモニーメソッド, 花色ベーシックカラー