コサージとは

造花 コサージ 

「コサージ」とは、女性が胸につける小さな花束のことです。英語の「corsage」をカタカナ表記したもので、「コサージュ」と書いてあるものもあります。由来をたどれば、フランス語の「ブーケ ド コルサージュ bouquet de corsage」に由来しています。bouquetは花束全般を指していますが、corsageは婦人服の胴の部分(身頃)を指していますので、女性が胸につけるものに限定されている言葉だということです。そのため、肩につける場合は、ショルダーコサージという言葉を使いますし、花婿さんが胸につける花は、ボタンホールという意味のブートニアboutonniereという言葉を使っています。

この画像は、受講生の方が、造花で基本形の練習をされたものです。このようなまあるいコサージを「ラウンドコサージ」と呼んでいます。他には、お花を3輪使った「スリーポイントコサージ」や三角形の「トライアンギュラーコサージ」、三日月形の「クレッセントコサージ」などがあります。

コサージやブートニアという場合には、由来や基本形などもありますが、フローラルアクセサリーと捉えて、自由な発想でデザインを楽しむのが、現在では主流になっています。もちろん、男女ともに、どこにでも身につけることができますよ。自分流のファッションに合わせれば、ステキですね。花材も、生花、造花、プリザやドライフラワーなど、作品のイメージやTPO に合わせて、選びましょう。お花を暮らしの中に、どんどん取り入れるのが、上達の秘訣かもしれませんね。

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