チェリー

2013年06月30日　
カテゴリ：カラーコーディネート（色彩）

サクランボが、美味しい季節になりました。日本産のサクランボとアメリカンチェリーでは、ずいぶん色も味も違いますが、どちらもそれぞれ魅力的です。春に桜の花を鑑賞するのは、日本とアジアの一部で、欧米では花よりも果実をつける樹が中心です。それで、日本では花の色から「桜色」という色名が生まれましたが、欧米では実の色から、「チェリー」「チェリー・レッド」「チェリー・ピンク」などの色名が誕生しました。桃色と同じですね。

色名で、「チェリー」や「チェリー・レッド」といえば、この写真のような赤を指しています。スーパーマーケットでよく見かけるアメリカンチェリーは、濃い赤紫のものが多いですが、もう少し可愛い赤です。JIS慣用色名では、「チェリー・ピンク」が指定されていますが、ヨーロッパで古くから栽培されている「ナポレオン」という品種などに見られるチェリーに近い色かと思います。ほんのりとピンクっぽい赤？！って感じの色です。

いちご狩りは、幼稚園の遠足で行った思い出がありますが、サクランボ刈りは、まだ未経験！樹になっているチェリーを見てみたいと思って調べてみると、梅雨時が旬なので、関西近辺ではそろそろ終わりのようです(・・;果物としては、国産品が７月上旬まで、輸入ものだと８月まで出回るようです♪サクランボ刈りは、また来年のお楽しみにして、今年は食べるほうで頑張りましょう。