サムシング・ブルーのおまじない
- 2013年06月01日
- カテゴリ:フラワーアレンジメント
「青いものを身につけてお嫁に行くと幸せになる」というお話を聞かれたことがありますか?日本でも、ブライダル関係のTVコマーシャルなどで結構知られるようになりましたが、元々は欧米の習慣です。フロラシオンでも、「青いブーケが縁起がいいって聞いたのですが・・・」というご相談を頻繁にいただくのですが、「どうして縁起がいいの?」というご質問も多いので、ご説明したいと思います。
サムシング・ブルーの由来は、マザーグースという童謡の中に出てくるもので、「サムシング・フォー」の中の一つです。
☆サムシング・オールド:何か古いもの。先祖や伝統を表しています。代々伝わるものや家族から受け継がれたアクセサリーなどが一般的です。
☆サムシング・ニュー:何か新しいもの。新生活を表しています。新しい白い手袋などをつけることが多いようです。
☆サムシング・ボロード:何か借りたもの。人との縁を表しています。幸せな結婚生活を送っている友人のハンカチやアクセサリーを借りる事が多いようです。
☆サムシング・ブルー:何か青いもの。聖母マリアのシンボルカラーで純潔を表しています。白いガーターベルトに青いリボンをつけるのが一般的です。
このように、欧米のサムシング・ブルーは、宗教的な意味もあって、目立たない場所につけるのがいいとされているのですが、宗教色の少ない日本では、目立つところに使うようになりました。ドレスやブーケ、記念品などにも楽しく取り入れて、幸せのおまじないをする花嫁さんが増えています。日本人らしい発想ですね。
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