静物デッサンコラージュ表現
- 2017年12月07日
- カテゴリ:アート
11月25日、26日、京都造形芸術大学が主催されている「藝術学舎」にて、「静物デッサンコラージュ表現」の集中講座が開催されました。フラワーデザインのカテゴリーにフローラルコラージュがあるので、どのような違いがあるのか大変興味を持った私は、洋画の経験はほとんどないのですが、思い切って参加させていただきました。
場所は、大阪梅田のサテライトキャンパス、洋画家で同大学教授の木村克朗先生に教えていただきました。福島区の教室からとても近いので、とにかく持てる限りの花材を持って、先生に事情をお話しして相談したところ、初歩から丁寧にご説明いただき、わくわく気分で制作を開始することができました。
まずは、教室に用意されているモチーフを見て、コラージュにする構図を検討します。
こんな感じで何通りか描いてみて、先生に相談しました。
デッサンも体験程度の経験しかありませんが、コラージュするための下書きなので、大雑把でいいようです。
先生に手直ししていただき、なんとか下書き完成です。これをそのままキッチリ貼るのではなく、チラ見しながら貼っていきます。油彩画の絵具の代わりに、紙などのコラージュ素材を使うという考え方のようです。
2日間9:30~17:40、休憩時間も惜しみながら、思考錯誤の上、出来上がったのがこの作品です(笑)このようなコラージュは、初めてなので、処女作ということに致しましょう。作品はともかく、とても有意義で楽しい2日間を過ごす事ができました。
他の受講生の皆様は、京都造形芸術大学の通信教育学部の洋画コースをご卒業された方や通学中の方がほとんどで、素人目にもレベルの違いを痛感しました。デッサンなどの基礎を学ぶことは、本当の力をつけるために大切な事なのだと思いました。
フラワーデザインのフローラルコラージュは、植物素材の美しさなどを抽象の平面構成で表現しようとするもので、実に様々な手法が取られています。フラワーデザインコンテストにも、毎回興味深い作品が登場しています。このような静物デッサンを表現したフローラルコラージュも、もちろん可能だと思います。どちらも、最終的に目指すところは、同じなのでしょう。
一回だけの受講では、まだまだほとんど理解できていない状態だと思いますが、この経験を活かして、これからも色々なコラージュ作品を作ってみたいと思います。木村先生、洋画の大先輩の皆様、2日間、ありがとうございました。
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タグ:フローラルコラージュ, 大阪, 大阪市福島区