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フラワーアレンジ☆お花の色あわせ術
作品のテーマと色彩
【花色】オリエンタルな色

【花色】オリエンタルな色

2014年03月24日　
カテゴリ：作品のテーマと色彩

オリエンタル（oriental）という英語を日本語に訳すと、東洋風というような意味になります。元々、欧米の人から見て、東の方にある不思議な国の印象を表していた言葉のようで、日本も立派なオリエンタルなのです。でも、日本人から見た日本は和風であって、決してオリエンタルではありませんね。では、オリエンタルといえば、どんなイメージなのでしょうか？

もちろん、これがオリエンタル！といった決まりはなく、人それぞれ違った印象でいいのですが、日本人にとってオリエンタルは、日本以外のアジアの国の連想です。でも、韓国や中国ではなくて、インドネシアやベトナム、ミャンマー、タイあたりが思い浮かぶようです。返還前の香港という意見もありますが、最近では、南国のむせるようなプルメリアの香りや、竹や蔦、シダなどをイメージされるかたが多いようですね。

さて、この写真は、「オリエンタルな壁飾り」という受講生の方からのリクエストにお応えして、材料をご用意したものです。オリエンタルに見えるでしょうか？まず、フラワーベースですが、竹製です。竹は、和風の作品にもよく使いますが、日本の竹細工よりも、ちょっと雑把な感じのほうが似合います。そして、メインの花は、白やピュアなピンクだとハワイとかグァムのイメージになるので、微妙な色合いのプルメリアを選びました。シダや大きな葉っぱも、オリエンタルには欠かせない要素ですね。

東南アジアやバリ島など旅して魅せられた人へ、お部屋のインテリアにいかがですか？アジアンレストランや、オリエンタルアロママッサージなどのお店のディスプレイにもオススメですよ。