【花色】早春色のシルクフラワー
- 2014年01月29日
- カテゴリ:作品のテーマと色彩
昨日に続いて、早春の色です。今日の花材は、造花!造花の名称は、何から出来ているのかという材料の名前がついています。最近では、布で出来たお花の事を、実際にはシルクでなくても、シルクフラワーって呼ぶことが多くなりました。他にも、ペーパーフラワーやクレイフラワーなど様々な造花がありますね。英語で造花は、「アーティフィシャルフラワー」なので、これが一番正確なのかもしれませんが、ちょっと覚えにくいので、あまり使われていません。ちなみに、「アートフラワー」は、アーティフィシャル(人工的な)とアート(芸術)を合わせて作られた造語ですが、登録商標になっているので気を付けましょう。
さて、造花の場合、あたりまえのことですが、染色なんかも自由にできるので、プリザーブドフラワーよりさらに色が豊富に販売されています。ありえない形のありえない色をした架空の花も、創作できてしまいますね。フラワーデザイナーは、花から作る事はあまりしていなくて、市販のものを探します。
シルクフラワーは色が豊富なので、配色ではなく、花の色そのものを早春ぽくしてしまうのも容易です。このバラは、春霞がかかったような、何とも言えないグレイッシュな色をしています。その葉も、同じトーンのグレイッシュなグリーンをしています。アクセントに、ピンクのカーネーションや、少し彩度をあげたユーカリ、ワイヤープランツなどを合わせました。
そして、他の色は、白!白い花器に、フェイクの白い蔓、白い小花も少しプラスして、早春色になりました。こちらも、受講生作品です。一年中お家に飾っても、大丈夫ですよ。エレガントなコーナーにどうぞ!
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タグ:カラーコーディネート, シルクフラワー, フラワーアレンジメント, 作品のテーマ, 早春