【花色】カジュアルなクリスマスアレンジメント
- 2013年12月19日
- カテゴリ:季節の行事と色彩
クリスマスカラーの赤と緑も、少しトーンを変えると、印象が随分変わります。まず、クリスマスの赤ですが、イエスの血の色とされているので、真っ赤が正統派で、もっともクリスマスらしい赤です。それを、少し赤紫よりのワインレッドにしたり、ダークレッドにすると、大人っぽい感じの、落ち着いた作品になりがちです。逆に、このカーネーションのように、少し黄み寄りの明るい赤を使うと、ポップまでいかないまでも、カジュアルな印象の作品になったりします。
この作品は、今年の受講生作品です。器とサンゴミズキの色は少しワイン系の赤を使っていますが、彩度が低いので、あまり目立ちません。そこへ、このような華やかな赤いカーネーションとピペリカムをプラスして、軽快な感じにしました。
一方、クリスマスの緑は、モミの木のような、深い緑が正統派で、もっともクリスマスらしい緑です。この作品では、小ヒバとピペリカムの葉っぱのダークグリーンが、クリスマスカラーですね。そこへ、明るいパステル調のグリーンをしたデンファレを合わせました。気軽なティーパーティーのウエルカムフラワーにいかがですか?
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タグ:カラーコーディネート, クリスマス, フラワーアレンジメント, フレッシュフラワー