【花色】花色ベーシックカラー<青>

花色ベーシックカラー 青

今週は、花色ベーシックカラーの青に注目したいと思います。青いお花は、清涼感があって人気がありますね。特に梅雨時から夏にかけて、涼を呼ぶアレンジメントに最適な色です。自然界で青い花は少数派で、バラは交配から作り出すのがとても難しいという事もあって、貴重な感じもします。昨今では、プリザーブドフラワーの人気にともなって、青いバラの作品も、よく目にするようになりました。

☆特徴☆ 青は、冷たさを感じる寒色です。明度の低い青は、収縮色なので小さく見えます。後退色といって、同じ位置にあったら後ろに見えます。飛び出して見える進出色の反対ですね。青を見ると、興奮が抑えられて落ち着いてきます。集中力が高まるので、勉強やビジネスシーンにも適しています。食欲が無くなって、眠くなったりもします。国際的に人気のある色ですが、特にビジネスマンやキャリアウーマンに好まれる傾向があります。

☆連想とイメージ☆ フラワーデザインに関連のある連想としては、「サムシングブルー」、「空」や「宇宙」、海や川、湖などの「水」に関連した作品、「クール」「静寂」「男性的」などを表現する作品に、よく使われています。

☆フラワー作品への取り入れ方☆

 ・サムシングブルーのブーケ:先日ご紹介したブライダルのおまじない☆青い物を身につけて、お嫁にいくと幸せになりますよ♪ブーケや記念品などに人気の色です。

・夏のインテリア
:とにかく涼しげな作品を作りたかったら、メインカラーを青にするのがコツ!暖色をさけて、白や紫などと合わせれば、とってもクールになりますよ。青を見ると、本当に体感温度が下がります。食欲を抑えるので、ダイエットをしたい方は、ダイニングにも飾ってください。

・オフィスや書斎のインテリア:落ち着いて仕事をしたい場所には、鎮静色の青がオススメです。待合室にも!

・出産祝い(男子):男の子が生まれたら、ベビーブルーのアレンジメントを贈りましょう。

・男性へのプレゼント:青は、日本男子が好むNO1カラーです。男性にお花を贈る時、なんとなく暖色系は気恥ずかしい感じもしますが、青ならクールで、カッコイイですね。

・お悔やみの作品:紫や白と合わせれば、寂しい感じも出しやすい色です。お盆や法事などのお供えに、凛とした印象が伝わります。

・七夕やお月見のアレンジメント:青は、空や宇宙の連想につながります。月や星のイメージがある黄色と合わせて使うのがオススメです。

青は、空や宇宙の他にも、海・川・湖・滝といった水関係のイメージにもつながるので、そのようなテーマの作品にも最適な色ですね。濃いブルーは、オレンジや黄色と合わせると、ダイナミックな作品になります。淡いブルーは、ピンクと合わせて、可愛く使うこともできますよ。

☆青い花☆切花では、比較的少数派ですが、デルフィニウムの仲間やブルースター、ブルーレース、ニゲラなどは、スムーズに手に入ります。梅雨の象徴的存在アジサイは、水が下がりやすいので気をつけて使いましょう。

今週は、青い作品をご紹介します♪

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