病気見舞いのフラワーアレンジメント

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ソチでは雪不足が心配されているのに、大阪では、珍しく雪が積もり始めています。今年の冬は、異常な寒さですが、例年、寒い季節には体調を崩して入院される方が多いようです。今日は、病気のお見舞いついて、ご紹介しましょう。

病気のお見舞いの品には、なんといってもお花が定番ですね。早く元気になってもられるように、明るい気持ちになれるようなお花を贈りましょう。花束でもいいのですが、花瓶がなかったり、水換えの手間が大変だったりするので、フラワーアレンジメントのほうがオススメです。病室によっては、置ける場所が狭かったりするので、あまり大きなものは避けたほうがいいでしょう。

画像は、受講生が作ったカーネーションプードルです。元々、銀座のスズキフロリストさんが考案されたそうですが、母の日用に流行して、今では、色々な動物が作られています。もちろん、母の日に贈るのもいいですが、以前、おばあちゃんのお見舞いに持って行ったら、とっても喜んでもらった思い出があります。普通のアレンジメントは、皆さんからいただくので、せっかく手作りするのでしたら、個性を発揮するのもありですね。長期入院されている方は、退屈されているので、周りの患者さんにも、楽しんでいただきました。

生花は、アレルギーや感染症などの理由から、禁止されている病院や病棟があるので、確認してから用意するようにしましょう。鉢植えは、「根付く」ので、「寝付く」と聞こえて縁起が悪いとされています。カーネーションプードルは、生花だけでなく、この作品のように、プリザーブドフラワーでも作ることができますし、造花でも大丈夫です。スプレーカーネーションで、小さなカゴに作れば、退院の時にも、ご迷惑にならないでしょう。

お見舞いのお花では、首がポトリと落ちる椿や、お葬式を連想させる菊、香りが強い百合などは、避けるようにしましょう。青や紫、白だけの淋しげな配色も、お見舞いには適しません。オレンジやピンクなどをメインにした、明るい暖色系が、パワーを与えてくれます。

お花の他には、果物も定番ですが、食べ物は、病状を確認したほうがいいですね。お金を包む場合は、白赤の結び切りの金封を使うように、気をつけましょう。蝶結びや黄白はNGですよ。病気の時は、色々な事が気にかかり、誰しもナーバスになるものです。細心の配慮で、励ましてあげて下さいね。

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