【花色】花色バリエーションカラー<ラベンダー色>

花色バリエーションカラー ラベンダー色

8月最後の週も、37℃なんて予報が出ています。もうしばらく夏らしい色を楽しみましょう!今週の注目色は、「ラベンダー色」です。慣用色名では「ラベンダー」だけで、「色」はつけませんが、なにしろ花の色の場合は、お花の名前なのか色の名前なのか紛らわしいので、〇〇色と呼んだほうが、わかりやすいですね。このラベンダー色は、以前、色の名前(色名)として、ご紹介しましたので、ご確認ください。

花色ベーシックカラー<紫>の投稿でも、関連してご紹介していますが、今回は、淡くてソフトなラベンダー色に絞って、お話ししたいと思います。紫色と同様、個性的なので好き嫌いがあるようですが、ビビッドな紫に比べると、女性に人気があるようです。フォーシーズンズのサマーに該当するこの色は、とってもエレガンスなキレイ色の代表ですね。色名では、昨日お話した「モーブ」よりも、もっと白をたっぷり含んだ淡い紫を指しています。和色名の「藤色」とは、ほとんど同じだと覚えておいてもいいですよ。

☆特徴☆ ラベンダー色は、暖寒を感じない中性色ですが、少し青みがある場合は、涼しく感じます。ラベンダー色は、右脳に働きかけ、アート活動に適してると言われています。心の傷を癒したり、リラックス効果もありますよ。

☆連想とイメージ☆ フラワーデザインに関連のある連想としては、「エレガント」「和風」「神秘的」「高貴」などを表現する作品に、よく使われています。ラベンダーや藤の花を、ダイレクトに連想する色です。

☆フラワー作品への取り入れ方☆

 ・エレガントな作品:優雅で上品なイメージを出しやすい色なので、カクテルドレスに合わせるブーケに人気があります。淡い紫は、フォーシーズンズのサマーの人が得意な色です。エレガントなインテリアやテーブルコーディネートにも!

・和風の作品:紫系の色から京都を連想する人もいるように、古風なイメージにもよく似合う色です。和風の作品に取り入れると、高貴な印象にもつながります。お正月の作品にもオススメです。和紙やリボンなどのオーナメントで、上手く取り入れるのがコツ!

・お悔やみの作品:青や白と合わせれば、寂しい感じも出しやすい色です。お盆や法事などのお供えに、凛とした印象が伝わります。

ラベンダー色は、合わせる色によって、イメージが変わりやすいので、よく検討して使いましょう。ピンクとは類似色相なので、無難にまとまります。ブルー系も類似色相ですが、寂しい感じになりやすいので、ピンクなどプラスするといいでしょう。ビビッドな紫に比べると、コントラストが和らぐので、反対色のオレンジ色や黄色などと合わせても、使いやすいでしょう。

☆ラベンダー色の花☆切花では、比較的少数派ですが、スイトピーやブルーファンタジアなど、スムーズに手に入るものもあります。バラにも少し見かけられますよ。プリザや造花では、キレイな色が多く発売されています。

今週は、ラベンダー色の作品をご紹介します♪

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