【花色】ソロ(1色)

チューリップ畑

先週は、花色ニュートラルカラーだけを使った「オーケストラ」配色をご紹介しましたが、今週は、花色ニュートラルカラーに一色だけプラスする「ソロ」の配色についてご説明します。
先週の月曜日はピンクの梅の花をご覧いただきましたが、今回は赤いチューリップ畑です。どちらもお花の色ばかりがとっても印象に残りませんか?

この写真にも、茎や草の緑や土の色も写っているのですが、赤いお花の部分に注目しがちです。
フラワーアレンジメントを見る時も、やっぱりお花の部分の色が、その作品の色の印象として見る傾向があります。

チューリップ

では、こちらのチューリップは、いかがですか?どちらも赤いチューリップなのですが、緑や土の色があるほうが自然な感じ、赤だけだと人工的な感じがしたり、個性的な感じがしたりします。どちらが正しいというわけではなくて、どう見せたいかが大切なのです。

花色カラー1色+花色ニュートラルカラー または、花色カラー1色だけの配色を、花色ハーモニーメソッドでは、どちらも「ソロ」の配色と考えています。ソロといってもお花が一本ではなくて色が1色だとおぼえてくださいね。ニュートラルカラーは楽器の演奏のイメージ、花色カラーだけの場合は、アカペラのように無伴奏で歌っているイメージです。

「ソロ」は、シンプルで、失敗の少ない配色法ですが、その色1色が強調されるので、その色の持つメッセージがダイレクトに伝わります。色が人に与える色彩心理について知っておくといいでしょう。

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