【花色】バレンタインデーの色彩

フレッシュフラワー 生花アレンジメント バレンタイン

今日から2月に入りました。お正月気分が終わった街では、次第にバレンタインのディスプレイが目立つようになってきました。バレンタインの由来は、結構有名ですが、少しおさらいしておきましょう。時は3世紀のローマ、兵士の結婚が禁じられていました。恋する若者たちのために、密かに結婚式を執り行ったバレンタイン司教の処刑された日に由来しています。後に、その日は愛の日とされて、14世紀にはバレンタインデーになったそうです。

日本のバレンタインデーのように、女性から男性にチョコレートを贈るという国は珍しく、イギリスやアメリカなどでは男性が花を贈ったりしています。ホワイトデーがあるのも、日本と韓国だけのようですよ。日本のバレンタインデーの発祥は、あまりはっきりしていないようですが、1970年代の若者たちの間で流行したという説が有力です。もちろん、製菓会社のマーケティングも、大きな影響があると思いますが、いずれにしても、クリスマス同様、日本式に楽しむのもいいですね。

フラワー関係者としては、チョコレートだけじゃなくって、ぜひぜひ花を添えてほしいところです。さらに、欧米風に、男性から女性へ花を贈っていただくと、ますます嬉しいのですが、なかなか普及していないのが現状ですね。バレンタインのテーマカラーは、愛を表す赤、花は、赤バラがシンボルだと言われています。赤バラの花言葉は、「情熱」や「あなたを愛します」など愛にまつわるものなので、ぴったりのお花といえるでしょう。

写真のアレンジメントは、ブティックを経営されている受講生のかたがディスプレイ用に作られた作品です。赤バラは使っていませんが、赤いお花を主役にしています。バレンタインらしく見せるには、どこかにハート型をいれるといいですね。ルスカスという葉っぱで、大きなハートを作って、小さなハートのオーナメントを添えました。しばらくは、街を歩きながら、このようなバレンタインディスプレイを楽しみましょう♪

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