【花色】こどもの日の色

子供の日 端午の節句 プリザーブドフラワー アレンジメント

今日5月5日は「こどもの日」、男の子の成長を祝い、健康を祈る日とされています。端午の節句は、中国の風習が日本に伝わったもので、菖蒲湯ではなく菖蒲酒を飲んでいたそうです。鎌倉時代に鎧兜などの五月人形なども登場し、江戸時代には武士の家々で「鯉のぼり」を掲げるようになったようです。特にテーマカラーは決まっていませんが、鯉のぼりの吹流しは、五行説の色(青か緑、赤、黄、白、黒)に由来しています。「菖蒲」は、「尚武」と同じ読み方で、葉の形が刀に似ているので、縁起がいいとされています。

こどもの日をテーマにしたフラワー作品を作る場合、生花の作品であれば菖蒲の花をよく使います。特に、水盤に活ける生け花には、よく用いられています。菖蒲は、造花にはありますが、残念ながらプリザーブドフラワーにはありません。そこで、菖蒲の葉によく似たミスカンサスを使ってみました。色は、男の子のイメージから、青や紫系がおすすめです。菖蒲の花の色、淡い紫や青紫などを使っても、お節句らしく見えますよ。日本の行事なので、黒い花器を使うと、和風の作品に仕上がります。

このアレンジメントは、生まれたての甥っ子さんの初節句に、新米のおば様が手作りして贈られたものです。マンションに飾るオシャレな五月人形のお隣に、並べて飾れるようにデザインを考えました。ちりめんの鯉のぼりが可愛いですね。健やかに成長されますように!

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