アドベントリースとは

クリスマス アドベント リース 

12月に入ると、クリスマスツリーを飾るお店も増えて、街のイルミネーションも、どんどん華やかになります。これからの季節、街を歩くのも楽しみですね♪宗教色の少ない日本のクリスマスですが、フラワーアレンジメントは、元々キリスト教の盛んな欧米の文化です。クリスマスの作品を作る時は、その意味合いや習慣など、知っておきたいものです。

日本でフラワーアレンジメントというと、生け花以外の花の造形全般を指すので、どの国の活け方なのかによって、クリスマスの文化も違ってきます。私が所属しているNFD(公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会)では、現在ドイツのお花を中心に勉強しています。キリスト教にも教派があるので一概には語れませんが、ドイツなどでは、11月30日に一番近い日曜日・・・今年は本日12月1日から、クリスマス前日までを、アドベント(キリストの到来)の期間として、心待ちにします。

正式なクリスマスリースは、12月25日にホーリー(西洋ヒイラギ)で作ったものを飾りますが、それまでのアドベント期間には、モミの木で作ったアドベントリースに、4本のキャンドルを立てます。ドイツ語で、リースの事をクランツというので、アドベントクランツとも言われています。まず、今日は、一本目を灯して、来週は2本、再来週は3本、今年は22日の日曜日に、4本のキャンドルを灯します。

キャンドルの色は、正式には、悔い改めを表す紫を使って、3週目だけ、典礼色(それぞれの典礼によって定められている色)にちなんで白かピンクとされています。でも、教派や家庭によっては、自由な色を選んでいるようですよ。また、日本でクリスマスと言えばカップルで過ごすイメージがありますが、欧米では、家族で祝う人が多く、カップルはニューイヤーにデートするそうです。クリスマスにお正月、ステキな年末年始になりますように!

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