お正月の花材

生花 フレッシュフラワー アレンジメント お正月

お正月に飾るお花にも、色々な意味が込められています。今日は、縁起のいいお花をご紹介しますので、フラワーショップへ行く前に、ご参考になさってください。

まず、有名なところでは、松竹梅!この3つが揃うと最強です。松は、冬でも葉を落とさずに、青々としているので、永遠の命や、不老不死の象徴とされています。クリスマスのモミの木と同じですね。竹は、等間隔に節目があるので、秩序正しく真っ直ぐに伸びるという意味があります。金や銀でペイントしたドライフラワーも、お正月のアレンジメント用に出回っていますし、昔から生け花の花器に使われたりしていますね。梅は、寒さに負けず、凛として花をつけるので、縁起がいいとされています。ただし、2月頃に開花するので、華やかな花は、なかなか手に入りません。地味な小枝って感じですが、縁起物なので、買ってきました。割りと高価です・・・。

縁起が良くて、和風で華やか、その上日持ちがいいオススメのお花は、菊!仏花の印象が強いかもしれませんが、色も形も豊富に出回っています。なぜ縁起がいいのかというと、あまり知られていませんが、9月9日の「重陽の節句(ちょうようのせっく)」で、菊が不老不死や繁栄の象徴とされていたことに由来しているようです。梅が上手く咲いてくれないので、代わりに使われているのかもしれません。バラやチューリップなどの洋花も、もちろん使っていいのですが、暖かいお部屋だと日持ちが悪いので、お正月の間に挿し替えが必要ですね。

赤い実をつける定番の花材は、南天と千両です。南天は、「難を転ずる」ので、縁起がいいですよ。千両は、寒い時期に実る貴重さから、千両に値するのだとか。同じ意味で、万両も縁起がいいですよ。お金に関係するので、富の象徴ですね。この画像に写っているのは、南天のほうです。

画像にもありますが、葉ボタンもよく使います。この2色、紅白で縁起がいいとされています。江戸時代から、入手困難な牡丹の代わりに、正月に飾られていたという超ロングセラーです。

他にも縁起物はあると思いますが、ここでご紹介した花材は、この時期、普通のフラワーショップに出回っているので、簡単に手に入ると思います。「お正月セット」なんかも、便利ですね。では、ステキなお花をGETしてきて下さい!

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