福寿草の花の色

福寿草

先日ご紹介した蕗の花と同様、雪の中でたくましく咲くこの花は、「福寿草(ふくじゅそう)」というおめでたい名前がつけられています。旧暦では、2月前後がお正月だったので、「元旦草(がんじつそう)」や「朔日草(ついたちそう」という別名も持っています。

花の色は、このような黄色ですが、お日様の光を受けて金色に輝きます。日光を花の中心に集めて、虫たちを誘っているそうですよ。日が当たると開いて、当たらなくなると閉じてしまう金色の花は、小さいながらも存在感がありますね。自然の中で、金色に輝くお花は、めったにお目にかかれないので、本当に福を呼び込みそうです。昔は、お正月の床飾りに用いられていました、

現在でも、お正月に南天と寄せ植えにして、「難を転じて福となす」なんて縁起物が売られていますが、これは、ハウス育ちの福寿草です。実際には、2月初旬頃から咲き始めますので、そろそろ園芸店などで出会えるかもしれません。花芽が、フキノトウにそっくりですが、福寿草は、毒があるので、気をつけてくださいね。

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