朽葉色(くちばいろ)

枯葉 朽葉色

枯葉の色の色名に、「朽葉色(くちばいろ)」というのがあります。朽ちるという文字は、植物の葉が落ちて腐ったという意味ですが、意外な事に、このようなキレイな色を指しています。平安時代からある、日本の伝統的な色名です。

この朽葉色は、「朽葉四十八色」といわれるほど様々なバリエーションがあって、かなり幅広い色を指しています。昨日ご紹介した「枯色」のような薄めの黄褐色系の色も含み、色みによって「黄朽葉」「赤朽葉」「青朽葉」「濃朽葉」「薄朽葉」など、使い分けたりしています。

大阪市内では、まだ紅葉まで少しかかりそうですが、その下に落ちる朽ちた葉っぱも楽しみです。集めてコラージュを作るのもいいですね。

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