ターコイズ

ターコイズ トルコ石

宝石の色が色名になったものを、もう一つご紹介しましょう。こちらは、12月の誕生石になっているターコイズ(トルコ石)です。トルコ石の歴史は古く、紀元前3000年頃には、もう着用されていたようですよ。古代エジプトのお墓やインカ帝国の財宝などから、数多く発掘されています。鮮やかな空や海を思わせるトルコ石は、ネガティブなエネルギーを払いのけて、勇気をくれる石だとか。旅の守護石とも言われています。

そんなトルコ石が、英語で「ターコイズ」という色名になったのは、16世紀です。青と緑の中間的な色を指しています。この写真は、引き出しの奥から出してきたものですが、これもフェイクっぽいです。先日の珊瑚と同じく、どうしてあるのか良くわからないのですが、昔アンクレットに使っていたような気がします。それはともかく、このような色は、青寄りなので、「ターコイズ・ブルー」と呼ばれています。もう少し、緑寄りになると、「ターコイズ・グリーン」と呼びます。

ターコイズと同様、青寄りと緑寄りの色名があるのが、クジャクの羽の色からきた「ピーコック」です。この色名も、青っぽいのを「ピーコック・ブルー」、緑っぽいのを「ピーコック・グリーン」と言いますね。それから、青緑っぽい海の色は、「オーシャン・ブルー」や「オーシャン・グリーン」などと呼ばれています。どれも、前向きな気分になれる爽やかな色です。春のオシャレに、取り入れてみてはいかがですか?

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