スノーホワイト

雪景色

今日12月7日は、暦の上で「大雪(たいせつ)」にあたります。いよいよ本格的に雪が降る季節ということで、雪国では、枝が雪の重みで折れないように「雪吊り」をして木を守ったりします。金沢の兼六園の雪吊りは、有名ですね。自然界では真っ白なものが意外に少ないので、この雪の色は、英語でも日本語でも色名になっています。

英語では「スノーホワイト」、日本語では「雪色」や「雪白(ゆきしろ)」といいますが、どちらも「純白」の事を指しています。純白とは、最も白いという意味です。昔、日本では、雪色に染色するのが大変だったようです。絹は、胡粉染めといって、牡蠣の殻を焼き粉にした胡粉を使っていたそうです。日本画を習っていた時に、この胡粉を使った経験があります。麻の場合は、雪晒し、寒晒しといって繊維を凍らせて白くする方法があったようです。

しばらく暖かい日が続いていましたが、明日から関西地方も冷え込んできそうですよ。今年の冬は寒いという予報が出ているので、大阪でも自然の雪色が見られるかもしれませんね。

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