クリスマスホーリー

クリスマスホーリー

この写真の植物、クリスマスホーリーをご存知でしょうか?日本語では、西洋ヒイラギと呼んでいます。クリスマスケーキの上に、ちょこっと飾られていたりしますよね。宗教色の弱い日本のクリスマスでは、華やかなポインセチアのほうが人気があるようです。私たちは、クリスマスリースなどの装飾も、様々な色や形のデザインを楽しんでいますが、キリスト教徒の多い欧米では、このクリスマスホーリーが、主に使われています。

古くからの民間信仰では、冬でも枯れないホーリーの常緑の葉は、邪気を払って永遠をもたらすもので、赤い実は、情熱や幸福を表すものとされていて、昔からホーリーの枝をそのまま飾ったり、リースにして扉などに飾っていたようです。待降節(クリスマスの4週間前の日曜日)が始まる頃に、ちょうど実をつけて、クリスマスには真っ赤に熟すので、葉はイエスの茨の冠、赤い実はイエスの血潮を象徴していると言われています。

花言葉は、「神を信じる」「予見」「将来の見通し」。時々、フラワーショップで切り花で販売されているのを見かけます。鉢物でも、少しがんばったら育てられるようですよ。4月~5月頃、白いお花が咲くそうです。

さて、明日26日になると、一夜にして街はお正月飾りに変わりそうですが、欧米では、年明けまでクリスマスシーズンが続くそうです。5年ぐらい前から、英会話学校へ通っているのですが、海外から来た講師の外人さんたちは、毎年その変貌ぶりに、とても驚いています。今年は、欧米風に、もう少し、クリスマスを楽しんでみますか?

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